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創業100年に向けて藤田電機がサイトを全面刷新した理由

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株式会社藤田電機製作所のホームページにお越しいただき、誠にありがとうございます。

 このたび当社は、約5年ぶりにホームページをリニューアルいたしました。今回のリニューアルは、単なるデザイン刷新や情報更新にとどまるものではなく、「いまの藤田電機製作所を、正しく、分かりやすくお伝えしたい」という思いからスタートした取り組みです。会社概要や事業内容だけでなく、会社の歴史、特長、考え方や大切にしている価値観、職場の雰囲気、そしてそこで働く人の姿まで含めて、より立体的にお伝えできる場をつくりたいと考えました。



 今回リニューアルを行うに至った最も大きなきっかけは、当社が100周年という大きな節目を3年後に控えていることでした。アナログメーター部品の製造から始まった創業当時から、時代の変化とともに求められる技術や役割は大きく移り変わってきました。その中で当社は、計測・精密加工を核としたものづくりを軸に、地道に技術を積み重ねてまいりました。この数年間においては、事業環境や市場構造の変化、働き方や価値観の多様化など、企業を取り巻く状況も大きく変化しています。当社自身も例外ではなく、組織や事業のあり方を見直しながら、試行錯誤を重ねてきました。おかげさまで事業は順調に推移しておりますが、そうした変化の中で形成されてきた「現在進行形の藤田電機」を、改めて社内外のステークホルダーの皆さまにきちんとお伝えしたいという思いが強くなりました。



 二つ目のきっかけとして、これまで以上に社外の方々に当社を理解していただける、開かれた情報発信の場をつくりたいという思いがありました。当社は現在8つの事業を展開しておりますが、「藤田電機は何をしている会社なのか分かりづらい」というお声をいただくことがあります。確かに、それぞれの事業は一見すると独立しており、関連性が分かりにくい側面もあります。しかし、そのすべてには「精密加工」と「計測」という共通の基盤があります。そこで新ホームページでは、当社の事業を部品、製品、加工という三つの領域に整理し、構造的にお伝えすることを試みました。


① 部品は、当社の源流である電気計測器(アナログメーター)部品や光学機器部品を中心とした部品事業です。特に電気計測器(アナログメーター)部品は、当社の現在すべての事業の根幹となる領域であり、「すべてはここから始まった」と言っても過言ではありません。デジタル化が進んだ現在においてもなお残るニーズに対し、高品質な製品をグローバルに提供しています。

② 製品は、当社の歴史の中では比較的後発となる事業で、データロガーやPOSレジなどの自社ブランド事業がこれにあたります。数少ない自社ブランド製品として、市場のニーズを直接捉えながら、開発・製造・販売まで一貫して取り組んでいます。特に近年では、それぞれ独立したホームページを立ち上げ、積極的な情報発信を行っています。

③ 加工は、プレス加工、切削加工、めっき(表面処理)、組立といった分野を担う事業です。これらはいずれも、アナログメーター部品製造で培った技術を源流としており、その蓄積は現在、計測分野にとどまらず、防衛、自動車、医療、半導体といった新たな分野へと広がっています。時代が変わっても、基盤となる技術が形を変えながら活かされ続けていることは、当社の大きな強みであると考えています。





 三つ目のきっかけ
として、これまでのホームページでは、社内にどのようなメンバーがいて、どのような雰囲気の中で仕事をしているのかが、十分に伝わっていなかった点がありました。採用を検討されている方にとって、ホームページは企業を知るための重要な情報源です。応募を検討する際、会社のホームページを検索し、事前に確認される方が今や殆どではないでしょうか。そうした中で、当社の考え方や職場の雰囲気をあらかじめ知っていただくことで、採用のミスマッチを減らし、当社に興味を持ってくださる方を増やしたいと考え、今回さまざまなコンテンツを盛り込みました。また、使用している写真についても、地元・湘南のカメラマンの方にご協力いただき、実際の現場や社員の姿を撮影しています。テンプレート的な素材ではなく、「リアルであること」「ありのままであること」にこだわり、日常の仕事風景や現場の空気感が伝わる表現を目指しました。

 今回の制作にあたっては、社内にプロジェクトチームを立ち上げ、部署や立場の異なるメンバーが参加しました。製造、システム、営業、管理部門など、それぞれ異なる視点を持つメンバーが集まり、「自分たちの強みや価値とは何か」「何を、どのように伝えるべきなのか」を一から議論しました。こうしたプロセスは、日常業務の中ではなかなか立ち止まって考える機会の少ないテーマであり、私たち自身にとっても非常に貴重な時間となりました。社員同士の対話を重ねる中で、当たり前だと思っていたことの価値に気づかされたり、部門を越えた新たな視点に触れたりと、多くの発見が生まれました。

 一方で、制作の過程は決して平坦なものではありませんでした。デザインの方向性をどのように定めるのか、情報をどのように整理するのか、また私たちの考えをどのような言葉で制作会社の皆さまに伝え、具体的なサイトのデザインや構成に落とし込んでいくのか――その一つひとつに試行錯誤がありました。議論を重ね、「自分たちらしい表現とは何か」を追求したことが、今回のホームページの随所に反映されているのではないかと感じています。



 この新しいホームページを通じて、日頃よりお世話になっているステークホルダーの皆さま、そしてこれから当社で働いてみようと検討される方々に、藤田電機製作所という会社をより深く知っていただければ幸いです。本サイトが、皆さまと良い関係を築くための一つのきっかけとなれば、これほど嬉しいことはありません。最後に、本リニューアルに尽力してくれた社内メンバー、ご協力いただいた制作会社の皆さま、撮影にご協力いただいたカメラマン・デザイナーの方々に、心より感謝申し上げます。

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