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地元で働くという選択肢について、今あらためて考える

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今回、ホームページのリニューアルにあたり複数の従業員にインタビューを行ったところ、当社の志望動機として非常に多かったのが、「地元で働きたかった」「家から近いから」といった理由でした。日々の会話の中でも、何となくそうした理由はあるのだろうと感じてはいましたが、今回あらためてそれが明確になったことは、私たちにとって一つの発見でもありました。
一見するとシンプルな理由ではありますが、その背景には、日々の生活や将来を見据えた働き方に対する価値観が色濃く反映されているように感じます。

当社は、東京都心のような大都市ではなく、神奈川県の郊外である二宮町・伊勢原市・平塚市を中心に事業を展開しています。いずれの地域も東京までは約1時間から1時間半と通勤圏内ではありますが、満員電車で往復34時間を費やす通勤スタイルについては、身体的にも精神的にも負担が大きいと感じる方が多いのではないでしょうか。
もちろん、若く体力があり、最先端の環境で経験を積みたいという方にとって、東京で働くことには大きな魅力があると思います。多様な企業や情報が集まる環境の中で、スピード感のある経験ができる点は、大都市ならではの価値と言えるでしょう。
一方で、ライフステージの変化に伴い、働き方に対する考え方が変わるのも自然なことです。
例えば、結婚や出産を経て家族を持つようになると、「家族と過ごす時間を大切にしたい」と考える方も増えてくるのではないでしょうか。また、自身が年齢を重ねる中で、ご両親の介護を見据えたり、実際に支えが必要になったりして、できるだけ近くで生活したいと考える場面もあるかと思います。仮に1日の通勤時間が往復4時間から30分に短縮されれば、1日あたり約3時間半を家族との時間や自分自身の時間に充てることができます。これは1週間で約17時間、1か月では約70時間、1年では約840時間、日数に換算すると約35日にもなります。1年のうち約1か月分の時間が新たに生まれると考えると、そのインパクトは決して小さくありません。あらためて数字で見てみると、筆者自身もその大きさに驚かされました。
また、長時間の通勤がなくなることで、単に時間が増えるだけでなく、心身の余裕も生まれるのではないかと感じます。筆者自身も業務上、東京方面へ出向くことがありますが、朝の満員電車では到着時には疲労を感じることも少なくありません。立ったまま混雑した電車に揺られ、東京駅や新橋駅に着くころにはへとへとになることもあります。これを毎日続けることを考えると、その負担は決して小さなものではないと実感します。

こうした背景もあり、近年では「地元で安心して働きながら、家族との時間も大切にしたい」と考える方からの応募が増えてきているように感じます。かつては東京の大企業志向が強かった印象がありますが、コロナ禍を経てリモートワークが普及し、さらにAIの活用が進む中で、「どこで働くか」という価値観自体が少しずつ変化してきているのではないでしょうか。
また、地元で働くことの価値は、単に通勤時間が短くなることだけではありません。長く住み慣れた地域で働くことは、生活基盤の安定にもつながります。家族や地域とのつながりを大切にしながら働けることは、日々の安心感や働きやすさにも直結します。仕事だけでなく、生活全体のバランスを取りやすいという点も、地元で働くことの大きな魅力の一つだと思います。

 実際に当社では、近隣在住の従業員が多く、通勤手段も徒歩・自転車・自家用車・電車・バスとさまざまです。それぞれのライフスタイルに合わせた通勤が可能であり、無理のない働き方が実現できているように思います。就業時間は8時から17時までのため、18時頃には帰宅し、家族と夕食を共にするといった生活も可能です。中には、お昼休みに一度自宅へ戻って昼食を取るという方もおり、地元ならではの距離感を感じます。

また、当社では多くの社員が同じ勤務地で長くキャリアを築いています。ごくまれに業務上やむを得ない事情により事業所間の異動が発生することはありますが、その頻度は高くありません。同じ地域で安心して長期的なキャリアを描ける環境が整っていることは、当社の一つの特徴だと考えています。大企業のように事業再編やM&Aに伴って頻繁に異動があったり、勤務地や所属会社が変わったりするケースは、当社では基本的に多くありません。原則として転居を伴う転勤もなく、「地元で腰を据えて働ける」という点に価値を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、最近では従業員のご家族が入社されるケースも増えてきており、こうした事例が生まれていることを私たちはとても嬉しく思っています。実際に働いている従業員が、「自分の家族にも勧めたい」「家族が働いてもよいと思える」と感じてくれていることは、会社にとって非常にありがたいことですし、安心して働ける職場づくりの一つの成果でもあると感じています。
一方で、さまざまな場所で多くの人と出会い、刺激を受けながら成長していきたいという考え方もあります。どちらが良い・悪いということではなく、「自分にとってどのような働き方が合っているか」を考えることが大切ではないでしょうか。

 キャリアの面においても、幅広く製造業を展開する当社には多様な選択肢があります。当社は8つの事業を有しているため、特定分野を深く追求し、ものづくりの専門性を高めることもできれば、プレス加工や切削加工、さらには自社製品であるデータロガーなど、異なる分野へと経験を広げていくことも可能です。このように、特定分野のプロフェッショナルを目指すことも、複数の領域を経験しながら視野を広げていくこともできますが、実際には、一つの分野でスキルを磨き、専門性を深めていく社員が比較的多い傾向にあります。
一方で、事業領域の広さがあるからこそ、自身の適性や希望に応じてキャリアを描きやすい環境であることも当社の特長です。こうした環境は、ものづくり全体への理解を深めることにもつながると考えています。

 繰り返しにはなりますが、働き方や価値観は人それぞれであり、どの選択が正しいというものではありません。しかし当社には、「地元で安心して働きたい」「生活と仕事のバランスを大切にしたい」と考える社員が多く在籍しています。そうした思いも込めて、今回のホームページにもその空気感を反映しています。
実際の従業員インタビューでは、家族を持つ社員の声もご紹介しておりますので、よろしければぜひご覧ください。こうした価値観に少しでも共感いただけましたら、ぜひ一度、当社の採用情報をご覧ください。皆様からのご応募を心よりお待ちしております。

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