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展示会に出展する意味について、改めて考える
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はじめに
お知らせでもアナウンスさせていただいた通り、当社は2026年9月8日~11日に開催された「国際物流総合展2026」に出展しました。今回は、衝撃データロガーの新製品であるミニタイプと、ゲートウェイを使用した温度・湿度・衝撃のリアルタイムクラウド監視の仕組みを中心に展示しました。会期中の様子については、データロガー専用サイトにて詳しくまとめていますので、ぜひこちらをご覧ください。
本コラムでは展示内容の詳細ではなく、今回の出展を通じて改めて感じた「展示会に出展する意味」について考えてみたいと思います。
AI時代だからこそ、人と直接会う意味
AIの進化により、今後さまざまな業務の効率化や生産性向上が進み、人が行ってきた仕事の一部はAIに置き換わっていくことが予想されます。
一方で、筆者自身が今後も大切にしたいと考えているのが、人と人とのつながりや、直接会うことで生まれる新たな関係です。
今回の展示会でも、その価値を改めて感じることになりました。
「藤田電機って、こんなこともやっているの?」
今回の出展にあたり、データロガーの既存顧客だけでなく、当社が展開する8事業のお客様やサプライヤー様、金融機関様など、多くのステークホルダーの皆様にもご案内させていただきました。
以前のコラムでも書きましたが、当社はよく「何の会社か分かりづらい」と言われます。
データロガーのお客様に、当社がプレス・切削・めっきといった、いわゆる「ものづくり」の領域も事業としていることをお話しすると驚かれます。逆に、電気計測器(アナログメーター)部品のお客様からすると、「データロガー? そんな今っぽい事業もやっているの?」という反応になります。
今回の展示会にも、データロガー以外の事業でお付き合いのある多くの方々にご来場いただきました。久しぶりにお会いする方もいれば、前週にお会いしたばかりの方もいます。
筆者は4日間、毎日ブースに立ちましたが、これだけ短期間に多くのお取引先様と直接お話しできる機会は、なかなかありません。実際、アナログメーターのお客様にBluetooth対応のデータロガーとゲートウェイを用いたリアルタイムクラウド監視についてご説明すると、
「え、藤田さんってこんなこともやってるの? 横文字のイメージがないよ。クラウド?? アナログメーターじゃないの??」
といった反応をいただくこともありました。こうした会話も含め、当社のことを改めて知っていただき、お客様との関係をさらに深める時間として非常に有意義だったと感じています。
ありがたいことに、そこから「データロガーを一度使ってみようか」というお話や、お客様のお客様へ当社製品を提案してみたいという、予想していなかった展開も生まれました。具体的には、半導体・半導体製造装置関連のお客様へ衝撃データロガーをご紹介いただけるといったお話もありました。
普段お付き合いのあるお客様でも、当社のすべての事業や製品をご存じとは限りません。直接お会いし、実際の製品を見ていただくことで、新たなビジネスの可能性につながることもあるのだと実感しました。
また、会期中は3日間、展示会終了後にお取引先様との会食もありました。展示会だけでなく、その後の時間も含めて、普段とは違った形で関係を深める貴重な機会になりました。
展示会は「新規顧客を探す場」だけではない
展示会というと、新製品をアピールし、新しいお客様との接点をつくる場というイメージが強いと思います。もちろん、それは非常に重要な目的です。
しかし今回改めて感じたのは、展示会には既存のお取引先様との関係を深め、自社のことをより知っていただくという、もう一つの大きな役割があるということです。
AIをはじめ、さまざまな技術が進化する時代だからこそ、実際に顔を合わせ、製品を見ながら会話をし、そこから新しい関係やアイデアが生まれることの価値は、今後ますます大切になるのではないでしょうか。
今回の出展を通じて、そんな「展示会の意味」を改めて考える機会となりました。
最後に……
ちなみに筆者は、あまり展示会に慣れていません。
4日間ブースに立ち続け、そのうち3日間は展示会終了後に会食というスケジュールでフル稼働した結果、腰を痛め、さらに週末には体調を崩してしまいました。展示会そのものは非常に有意義でしたが、さすがに少し無理をし過ぎたようです。来年は今回の経験も活かし、展示会の成果だけでなく、自身の体力配分も考えながら取り組みたいと思います。


